バッテリーの健康

Tessieのバッテリー・ヘルス機能は、バッテリーの経時変化を追跡するのに役立つ。

仕組み

テスラのバッテリー・マネジメント・システム（BMS）は、バッテリーの航続距離と容量を推定する。テッシーは、5kWh以上の充電のたびに変動するこれらの推定値を記録し、平均化する。

レンジヘルスの測定方法

健全性＝現在の能力÷元の能力

例を挙げよう：現在300マイル ÷ 新車時400マイル ＝ 健康度75％、劣化度25

テッシーはバッテリー容量を使用し、車両の表示航続距離は使用しない。バッテリー容量は、ソフトウェアのアップデートやタイヤ、ソフトウェアの設定によって変化する。

レンジヘルスとテスラのバッテリーヘルステストとの比較

Tessieはバッテリーの現在の航続距離を新車時の航続距離と比較する。テスラも同様だが、バッテリーの経過年数に応じてさらにスコアを下げることがある。

充電サイクルの測定方法

1サイクル＝0～100％の充電を1回行う

例80～90%を10回充電する＝1サイクル

Tessieは、車の実際のエネルギー使用パターンから過去のサイクルを推定し、Tessieがあなたのエネルギー使用状況を学習するにつれて、より正確になっていく。

計算結果が異常に高かったり低かったりする場合

BMSキャリブレーションがドリフトし、計算が不正確になっている可能性がある。キャリブレーションを行い、精度を向上させる。

元の容量の決定方法

Tessieはあなたの車両構成のフリート平均を使用する。より多くのユーザーからデータが寄せられると変わる可能性がある。ゲージの数字を押すことで元の容量を手動で設定でき、バッテリーの健康状態は自動的に再計算される。

劣化を最小限に抑える

バッテリーの劣化を最小限に抑える」を参照のこと。

どのような劣化が正常なのか？

航続距離と容量はすぐに減少し始め、10％の減少で安定する傾向がある。劣化の速度は、車両に搭載されているバッテリーの種類によって異なる。

なぜ急変したのか？

これは、ホイールサイズの変更など、航続距離に影響する車両構成の変更があった場合や、テスラが無線アップデートで航続距離を更新した場合に発生する可能性がある。

このような場合は、バッテリー管理システムを調整することをお勧めする。

バッテリーが交換されたらどうなるのか？

Set Battery Date（バッテリー日付の設定）ボタンを使用し、新しいバッテリーが取り付けられた日付を選択する。バッテリーの健全性は、新しいバッテリーのデータを使用して再計算される。